江ノ電1日乗車券が小田急「EMot」によりデジタル化 伊豆のバス乗り放題チケットも

小田急グループが「湘南(江の島・鎌倉)エリア」「伊豆エリア」でスマートフォンによる電子チケットを発売します。

鎌倉高校前駅に停車中の江ノ島電鉄1000形電車(たろとれ/写真AC)
鎌倉高校前駅に停車中の江ノ島電鉄1000形電車(たろとれ/写真AC)

小田急グループでは、小田急電鉄が提供するアプリ「EMot」を活用し、複数の移動手段を組み合わせて旅行先でも快適に楽しめるための仕組み「観光型MaaS(Mobility as a Serviceの略)」の実現を推進しています。現在「EMot」では箱根エリア・浜松エリアなどで使える電子チケットを発売していますが、新たな取り組みとしてサービスエリアを「湘南(江の島・鎌倉)エリア」「伊豆エリア」に拡大します。

「湘南(江の島・鎌倉)エリア」では、2021年3月31日(水)から江ノ島電鉄の「江ノ電1日乗車券『のりおりくん』デジタル版」が発売されます。江ノ電全線が1日乗り放題となる企画乗車券の電子チケット版です。券売機に並ぶことなく事前にアプリ上で購入し、表示されたチケット画面を駅係員に提示することで、非接触により安心して江ノ電を利用することができます。

紙のきっぷと同様に、江ノ電沿線40以上のお店や施設で割引等の優待を受けることができます。特典施設の場所と優待内容はEMotのマップ上に表示され、現地でスタッフに画面を提示すると各種サービスを受けることができます。

おねだんは大人用650円です。子供料金での発売はありません。EMotのチケットストアで利用日を選択し、クレジットカード決済で購入します。利用日の1か月前から購入可能です(詳細は下図を参照)。

「湘南(江の島・鎌倉)エリア」ではさらに、お出かけスポットを視覚的・直感的に探せる機能「周遊プランニング」も3月31日(水)に開始します。「観る」「遊ぶ」「味わう」などにジャンル分けされた、SNS上で話題の写真から気になるものを複数選択すると、それらのスポットを巡るための最適な経路と所要時間が提案されます。

【図表で解説】小田急 MaaSアプリ「EMot」 湘南・伊豆エリアで電子チケット発売開始

「伊豆エリア」では、東海バスが発行する「伊東観光フリーパス」「みしまるきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ ワイド」の4つの電子チケットが4月12日(月)から発売されます。いずれも指定区間内のバスを自由に乗り降りできるおトクなきっぷで、運転士にスマートフォン画面を提示することでスムーズに利用することができます。

おねだんは券種により700〜1,500円(大人用、子ども用も発売)で、支払い方法はクレジットカードです。利用日の1か月前から購入可能です(詳細は上図を参照)。

1つのアプリで最大10枚購入でき、譲渡することも可能なため、家族やグループでの旅行時にも便利です。なお、「伊東観光フリーパス」は通常の紙券の有効期間が1日のところ、デジタル券は同じ金額で2日間有効となり、より余裕を持った行程での観光が楽しめます。

チケット発売に合わせて、東海バスの路線バス(コミュニティバスを除く)運行情報をリアルタイムで提供するサービスも開始されます。発着予定時刻やバス停通過情報が経路検索結果に表示されるので、運航状況を考慮しながらよりスムーズに移動することができます。

小田急電鉄は、EMotを通じて観光や日常生活と融合したMaaSの実現を目指しており、今後も小田急グループをはじめとするパートナーと連携して利用しやすい魅力的なサービスをつくっていくとしています。

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