JR東日本が緊急事態宣言で朝通勤時間帯に2割減便 山手線・京浜東北線など首都圏7路線

JR東日本は、ゴールデンウィーク期間中の平日に朝・夕通勤時間帯の列車を削減します。

山手線で運行されているJR東日本E235系0番台電車(Tsushimahikari/写真AC)
山手線で運行されているJR東日本E235系0番台電車(Tsushimahikari/写真AC)

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令および、国・関係自治体からの要請を受けて行われます。首都圏の一部路線において通勤時間帯の列車が削減されるのは、2021年4月30日(金)〜5月7日(金)のうち、平日ダイヤで運転する3日間(4月30日(金)・5月6日(木)・7日(金))です。

対象は、山手線(全線)、京浜東北・根岸線(大宮駅〜桜木町駅間)、中央線快速(東京駅〜八王子駅間)、中央・総武線各駅停車(三鷹駅〜千葉駅間)、青梅線(立川駅〜河辺駅間)、常磐線快速(上野駅〜取手駅間)および京葉線(東京駅〜蘇我駅間)です(路線図は下図を参照)。これらの区間では朝通勤時間帯(7時〜9時頃)において、通常本数のおおむね8割程度の運転となります。

また、山手線(全線)、京浜東北・根岸線(大宮駅〜蒲田駅間)および中央・総武線各駅停車(三鷹駅〜津田沼駅間)では、夕通勤時間帯(15時〜21時頃)においても一部の列車が削減されます(通常本数のおおむね9割以上の運転)。

【路線図で解説】JR東日本 朝・夕通勤時間帯に減便

今回の列車削減は、時刻表や「JR東日本アプリ」をはじめとする乗換検索には反映されません。運転を取り止める列車も表示されるので、利用者に注意を呼びかけています。