京成・東武・西武・つくばエクスプレスが減便 緊急事態宣言に伴い朝ラッシュ時間帯に

京成電鉄、東武鉄道、西武鉄道および首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)は、ゴールデンウィーク期間中に減便運転を行います。

本川越駅に停車中の西武9000系電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)
本川越駅に停車中の西武9000系電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)

新型コロナウイルス感染症の拡大による東京都への緊急事態宣言発令に伴い、国土交通省および自治体から各社に要請があり、それを受けて減便が実施されます。

京成電鉄では、2021年3月13日ダイヤ改正において終電時刻の繰り上げなどダイヤの見直しを実施したところですが、今回追加措置として、4月29日(木・祝)〜5月9日(日)に京成本線の一部区間で減便を行います。対象区間は京成上野駅〜京成高砂駅間で、朝時間帯に上下各1本の列車が運転取り止めなります。平日・土休日の各ダイヤで運休となる列車の時刻が異なります(時刻表は下表を参照)。なお、2020年5月1日から実施しているスカイライナーの一部運休も継続されます。

【図表で解説】京成・東武・西武・つくばエクスプレス ダイヤ変更

東武鉄道、西武鉄道およびつくばエクスプレスの3社は、4月30日(金)、5月6日(木)・7日(金)の平日3日間、朝ラッシュ時間帯に減便を行います。

東武スカイツリーライン・日光線では、北千住駅〜南栗橋駅間で上下各2本の区間急行が運転取り止めとなります。東上線では、池袋駅〜志木駅・森林公園駅間で上下各3本の準急・普通列車が運休となります。

西武池袋線では、所沢駅〜小手指駅間で上下各2本の列車が運休します。西武新宿線では、西武新宿駅〜玉川上水駅・新所沢駅・本川越駅間で上下各2本の急行・通勤急行列車が全区間運休するほか、下り急行列車1本が一部区間で運休の上、行先が変更となります。

つくばエクスプレス線では、秋葉原駅〜八潮駅間で上下各2本の普通列車が運転取り止めとなります。