大阪モノレール「休日ダイヤ化」は減らしすぎた? 6日・7日は朝ラッシュ時に臨時列車

大阪モノレールは、休日ダイヤで運転する2021年5月6日(木)・7日(金)について、朝ラッシュ時間帯に臨時列車を運転します。

万博記念公園駅に到着する大阪モノレール2000系電車(そい/写真AC)
万博記念公園駅に到着する大阪モノレール2000系電車(そい/写真AC)

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言発令の状況を踏まえ、大阪モノレールではゴールデンウィーク期間中の4月29日(木・祝)〜5月9日(日)は休日ダイヤで運転し、おおむね16時〜18時台の一部の列車を運休する減便ダイヤを実施しています。5月6日(木)・7日(金)についても休日ダイヤでの運転となりますが、朝ラッシュ時間帯の輸送力増強のため、一部の区間で臨時列車が運転されます。

臨時列車はおおむね7時〜8時台に千里中央駅発・門真市駅行4本、門真市駅発・千里中央駅行2本が運転され、この区間は3〜10分間隔での運転となります。また、彩都線の列車1本(彩都西駅7:01発)の行先が万博記念公園駅から千里中央駅に変更となります(時刻表は下表を参照)。なお、天候不良や利用状況により臨時列車を運転しない場合があるとしています。

【時刻表で解説】大阪モノレール 朝ラッシュ時間帯に臨時列車運転

万博記念公園駅を基準に朝時間帯(7時〜8時台)の千里中央駅方面行列車を比較すると、平日ダイヤで23本のところ、通常の休日ダイヤでは11本と約半分の運転本数にとどまります。休日ダイヤでの運転となった4月30日(金)、朝ラッシュ時間帯において激しい混雑が発生し、休日ダイヤでの運行に疑問を抱く利用者の声がTwitterに投稿されていました。

上記の臨時列車および行先変更により5月6日(木)・7日(金)は14本の運転となりますが、やはり平日ダイヤに比べると本数は少ないので利用の際には留意しておく必要があります。