横浜市営地下鉄が6月26日ダイヤ改正で終電繰り上げ グリーンラインは朝通勤時に減便

横浜市交通局は、2021年6月26日(土)に市営地下鉄のダイヤ改正を実施します。

横浜市営地下鉄3000R形電車(ジュンP/写真AC)
横浜市営地下鉄3000R形電車(ジュンP/写真AC)

平日ダイヤでは、横浜市営地下鉄ブルーラインおよびグリーンラインとも、終電時刻の繰り上げ(一部繰り下げ)が実施されます(時刻表は下表を参照)。

ブルーラインでは、下りあざみ野駅発の最終列車について、現行ダイヤの新横浜駅行から、改正後は新羽駅行に行先変更され、出発時刻が2分繰り上がり0:47発となります。これに伴い、あざみ野駅からの新横浜駅行終電は0:22発となり、現行から27分繰り上がります。一方で、上り湘南台駅発の最終列車(上永谷駅行)の時刻が2分繰り下げられ、0:41発となります。公式には告知されていませんが、湘南台駅での乗り換え路線である小田急江ノ島線の終電(0:38発・片瀬江ノ島駅行、0:39発・相模大野駅行)との接続が考慮されていると思われます。

グリーンラインでは、下り日吉駅発の最終列車が中山駅行からセンター北行に行先変更されるとともに、出発時刻が2分繰り上げられ0:38発となります。これにより、中山駅行終電の時刻は11分繰り上がり0:29発となります。また、上り中山駅発の日吉駅行終電は2分繰り上げられ0:14発となります。

土休日ダイヤの終電時刻については変更は行われず、現行のままとなります。また、平日・土休日ともに始発列車の時刻に変更はありません。

ブルーラインではそのほか、平日ダイヤで上り・下りとも、21時台・22時台にそれぞれ1本増発され、夜時間帯の利便性向上が図られます。

グリーンラインでは、平日ダイヤで朝通勤時間帯の運転間隔が見直されます。おおむね7時〜8時台の運転間隔は現行ダイヤでは3分10秒ですが、ダイヤ改正後は3分30秒となり、1時間あたり2本程度の減便となります。一方で、平日夕方の混雑時間帯には、17時台に日吉駅発・中山駅行の列車が1本増発され、1時間あたりの列車本数は現行の9本から改正後は10本となります。また、土休日ダイヤ21時台の日吉駅発・中山駅行列車のうち1本がセンター北行に行先変更されます。

【時刻表で解説】横浜市営地下鉄 2021年6月26日(土)ダイヤ改正

交通局によると、今回のダイヤ改正は利用動向の変化に対応するためのもので、同時に、終電時刻の繰り上げによる夜間保守作業時間の確保も目的としているとのことです。