上諏訪駅ホーム足湯で 「温泉たまご」作ろう 駅員のアイデアで卵セット販売 JR東日本

JR東日本の上諏訪駅(長野県諏訪市)構内にある足湯で「温泉たまご」作りが楽しめるようになります。

上諏訪駅ホームに設置されている天然温泉を使用した「足湯」(Katsumi/TOKYO STUDIO)
上諏訪駅ホームに設置されている天然温泉を使用した「足湯」(Katsumi/TOKYO STUDIO)

上諏訪駅社員の企画により、待合室内にあるコンビニ「NewDaysミニ上諏訪店」(JR東日本クロスステーション運営)で「上諏訪駅温泉たまごセット」の発売がスタートします。生卵とたれ、スプーン、カップがセットになっており、卵は地元で人気のレストラン・洋菓子店「なとりさんちのたまごや工房」のものを使用しています。販売価格は100円(税込)で、2021年7月25日(日)9:00から販売開始します。

改札口を入場して右手に進んだところにある1番線ホーム足湯の休憩処には、上諏訪駅社員が手作りした特設スペースが新たに設けられました。ここで、先ほど購入したセットを使用してご自身で温泉たまごを作ります。足湯に浸かりながら約20分待ち、完成した温泉たまごは特設スペースで頂くことができます。特設スペースのお湯は足湯と同様、上諏訪温泉の柳並源泉が活用されています。

NewDaysの営業時間は6:45〜20:30、足湯の開設時間は9:00〜21:00です。卵の数には限りがあり、売り切れている場合があります。また、ホームへの入場には入場券(150円)または乗車券が必要です。当日の運行状況により変更または中止となる場合があるとのことです。

上諏訪駅には、旧国鉄時代の「一駅一名物運動」の一環として1986年(昭和61年)に全国初となる駅の露天風呂が設置され、2002年(平成14年)に足湯としてリニューアルオープンしました。JR東日本は、全国的にも珍しい駅構内にある足湯と温泉たまご作りをダブルで楽しみながら、旅や日常のひとときを楽しい時間にしてほしいと話しています。