JR西日本10月ダイヤ見直し 山陰エリアで20本減便 昼間・夜間中心 最終列車繰り上げも

JR西日本は、2021年10月2日(土)のダイヤ見直しにおいて、山陰エリア(鳥取県・島根県)で一部列車の運転取り止めなどを実施します。
(2021年8月8日)運転取り止め列車の本数カウント方法をJR西日本の公式アナウンスに合わせるため、タイトルと本文を一部変更しました。

山陰本線鳥取駅に停車中のJR西日本キハ47形気動車(ks@f/写真AC)
山陰本線鳥取駅に停車中のJR西日本キハ47形気動車(ks@f/写真AC)

新型コロナウイルス感染症の影響による利用客の減少に合わせ、利用状況に合わせたダイヤへと見直されます。山陰エリアでは3月13日のダイヤ改正において、夜間時間帯を中心に利用の少ない列車の減便が行われましたが、今回のダイヤ見直しにおいても昼間および夜間時間帯を中心に20本の列車が削減されます。運転が取り止められるのは山陰本線の上下各7本、境線の上下各2本、伯備線・因美線のそれぞれ1本の列車です(時刻表は下表を参照)。

また、山陰本線・因美線・伯備線・境線において、一部区間で最終列車の時刻が繰り上げられます(主な駅の最終列車時刻は下表を参照)。米子駅発の最終列車を例に取ると、山陰本線上り倉吉駅行は現行ダイヤより26分、下り西出雲駅行は44分、伯備線上り根雨駅方面は平日のみ64分、境線下りは平日で24分、土休日で45分それぞれ繰り上げとなります。なお、木次線の最終列車については現行ダイヤのままで、繰り上げはありません。

【時刻表で解説】JR西日本 2021年10月2日(土)ダイヤ見直し 山陰エリア

一部の快速列車の停車駅拡大も実施されます。山陰本線の快速「とっとりライナー」のうち、上り米子駅12:56発 鳥取駅行および出雲市駅20:03発 鳥取駅行、下り鳥取駅14:01発 米子駅行(平日のみ)の3本の列車について、10月2日(土)以降は各駅停車で運転します。

そのほか、山陰本線の一部列車について、運転区間の変更が行われます。