JR東日本は、2021年10月2日(土)から上越新幹線に「E7系」車両を追加投入します。
オール2階建て新幹線「E4系Max編成」の定期運行終了に伴い10月2日(土)以降、上越新幹線「とき」「たにがわ」の使用編成が見直されます。E4系で運転していた列車の多くはE7系(12両編成)に置き換えられ、東京駅〜新潟駅間を運転する「とき」は定期列車26往復中、16往復がE7系による運転となります。
北陸新幹線向けに開発されたE7系は、2019年3月16日から上越新幹線でも営業を開始しました。「グランクラス(飲料・軽食なし)」が連結されるほか、普通車にも全座席設置のコンセント、温水洗浄機能付きトイレなど、従来車両と比べて車内サービスのレベル向上が図られます。
また、平日は普通車全車自由席として運転していた新潟駅6:09発・東京駅行の上り始発列車「とき300号」は、10月2日(土)以降は毎日、一部車両を普通車指定席(E7系)として運転し、着席ニーズに対応します。同じく平日の普通車を全車自由席として運転している下り東京駅17:52発・越後湯沢駅行の「たにがわ407号」(10月1日(金)までは「Maxたにがわ407号」)についても毎日、普通車は一部指定席(E7系)に変更されます。
なお、今回の上越新幹線の編成変更に伴う運転時刻の変更はありません。