日暮里・舎人ライナー 10日も運転見合わせ 地震による脱輪車両は搬出完了 設備修復中

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東京都交通局は、地震の影響により2021年10月10日(日)も日暮里・舎人ライナーの全線で始発列車から運転を見合わせます。

日暮里・舎人ライナーで運行している東京都交通局300形電車(MaedaAkihiko/Wikipedia - CC 表示-継承 4.0)
日暮里・舎人ライナーで運行している東京都交通局300形電車(MaedaAkihiko/Wikipedia – CC 表示-継承 4.0)

10月7日(木)の地震の影響で1編成のうち3両が脱輪した日暮里・舎人ライナーは、10月9日(土)も日暮里駅〜見沼代親水公園駅間の全線で運転見合わせが続いています。クレーン車による脱輪した編成の搬出作業は終了し、損傷を受けた地上設備などの点検と復旧作業が始まっています。

引き続き、地上設備の補修などに時間を要することから、10月10日(日)も始発から運転見合わせとなります。補修作業が終わり次第、試運転列車を運転し安全確認を行う予定としています。運転再開時期はわかり次第告知するとのことです。

振替輸送として、全区間で並行する都営バス「里48系統」が増便され、日暮里・舎人ライナーの始発から最終時刻までおおむね10分間隔で運転される予定です。また、民間のバスも活用した振替輸送も引き続き実施されています。JR東日本・東京メトロ・東武鉄道・埼玉高速鉄道の鉄道各線および、都営バス・東武バスセントラル・国際興業バスの路線バスも振替路線として利用可能です。