京成は大晦日の終夜運転実施 成田山へ 柴又へ スカイライナー車両「成田山開運号」運転

京成電鉄は、2021年度年末年始は終夜運転や列車の増発を含む臨時ダイヤを実施し、沿線の寺院への参詣などによる利用者の増加に対応します。

京成スカイライナーAE形電車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)
京成スカイライナーAE形電車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)

2021年12月30日(木)〜2022年1月3日(月)の5日間は土曜・休日ダイヤでの運転となり、その上で大晦日は一部区間を除き終夜運転が実施されます。また、正月三が日を中心に昼間時間帯の列車が増発されるほか、スカイライナー車両を使用した成田山新勝寺への参詣列車の運転も行われます。

2021年12月31日(金)大晦日の夜から2022年1月1日(土・祝)元日の朝にかけて、「シティライナー(成田山開運号)」が京成本線経由の京成上野駅〜京成成田駅間に上下各1本運転されます(運転時刻は下表を参照)。スカイライナーAE形に専用ヘッドマークを掲出した座席指定制列車で、成田山新勝寺の最寄駅である京成成田駅まで快適に移動することができます。特急料金は大人970円・小児490円(ただし、京成船橋駅〜京成成田駅間は大人520円・小児260円)です。

普通列車の終夜運転も行われ、京成上野駅〜京成成田駅間では上下各9本が約20〜50分間隔で運転します。また、押上駅〜京成金町駅間にも上下各10本の普通列車(4両編成)が約20〜40分間隔で運転し、京成高砂駅での乗り換えなしで柴又帝釈天最寄りの柴又駅へ向かうことができます(終夜運転実施区間の路線図は下図を参照)。

2022年1月1日(土・祝)〜3日(月)の昼間時間帯には、京成高砂駅〜京成金町駅間および、京成臼井駅〜京成成田駅間で普通列車が増発され、成田山新勝寺や柴又帝釈天へ参詣に出かける方の利便性が向上します(詳細は下表を参照)。また、成田山新勝寺への参詣列車「シティライナー(成田山開運号)」は正月三が日を含む1月中の土曜・休日ダイヤ実施日(12日間)にも上下各1本臨時運転します(運転時刻は下表を参照)。

【図表で解説】京成 2021年度年末年始の臨時ダイヤ

京成電鉄はおトクなきっぷとして、各駅から京成成田駅間の割引往復乗車券「成田開運きっぷ」や、京成線都内エリア内が1日乗り放題の「下町日和きっぷ」を発売しており、初詣へお出かけの際の利用を呼びかけています。