篠山口行快速を昼間減便 JR西日本ダイヤ改正 「きのさき」「こうのとり」全車指定席化

JR西日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、北近畿エリアでは特急列車の運転日見直し、普通列車の減便などを実施します。

福知山駅に停車中のJR西日本287系電車(右)と223系5500番台電車(fuku41/写真AC)
福知山駅に停車中のJR西日本287系電車(右)と223系5500番台電車(fuku41/写真AC)

2021年3月に行われたダイヤ改正では、利用状況の変動に対応するため一部の特急「きのさき」「こうのとり」が臨時列車化されました。今回のダイヤ改正でも設定が新たに追加されます。前回分と合わせると、京都駅〜福知山駅間(特急「きのさき」「はしだて」)で上下各2本、新大阪〜福知山駅・城崎温泉駅間(特急「こうのとり」)では上下各3本が臨時列車となります(運転時刻は下表を参照)。これらの列車はダイヤ改正以降、観光での利用に便利な週末(金・土・日・祝日)を中心に運転します。今後、利用状況の回復に合わせて運転日を追加する場合もあるとのことです。

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なお、特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」(京都駅〜城崎温泉駅・久美浜駅・東舞鶴駅間)および「こうのとり」(新大阪駅〜城崎温泉駅間)については、ダイヤ改正日の2022年3月12日(土)から全車指定席となり、自由席車両の設定がなくなります。これらの区間内で発売されている特急用定期券「パスカル」は、有効期間が2023年2月28日までのものをもって取り扱いが終了となります。なお、普通定期券をお持ちの方が別途、指定席特急券を購入することにより、全車指定席化される列車の普通車指定席に乗車できるよう取り扱いが変更されます(特急「はまかぜ」も対象に含む)。

JR西日本は、混雑を避けたい利用者の着席ニーズが高まっているとして指定席を拡大するとともに、ネット予約「e5489」の「チケットレスサービス」を拡充します。乗車の前日または当日の予約でおトクに乗車できる「J-WESTチケットレス」の対象エリアが拡大され、期間限定で全区間一律500円の「J-WESTチケットレス500」も発売されます。また、北近畿エリアなどで現在発売されている「トク特チケットレス」は、一部の区間を除いて設定期間が延長されます。

【時刻表で解説】JR西日本 2022年3月12日(土)ダイヤ改正 北近畿エリアの改正概要

普通列車では、JR宝塚線(福知山線)の新三田駅〜篠山口駅間でダイヤが見直されます。11〜15時台に篠山口駅を発着する列車は現行ダイヤでは上下各10本(おおむね30分間隔)ですが、改正後は上下各7本に削減され、約60分間隔が開く時間帯も発生します(運転時刻は上表を参照)。一方で、昼間時間帯の下り区間快速列車は新三田駅での特急列車の通過待ちが解消され、大阪駅から相野駅・篠山口駅方面の平均所要時間が短縮します。

そのほか、山陰本線の浜坂駅〜鳥取駅間で昼間時間帯に一部の列車が運転取り止めとなります。また、各路線・区間において時刻、行先、編成両数の見直しが行われます。