JR東日本は鉄道開業150年を記念して、観光列車「海里」車両を使用した夜行列車「夜想(ノクターン)海里」を新潟駅〜青森駅間で特別運行します。
「海里」初の夜行列車に
新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車として2019年10月にデビューした「海里」は、日本海の景観を眺められる新潟駅〜酒田駅間で週末を中心に定期運行しています。食事やドリンクを楽しめるダイニング、全席4人掛けのコンパートメントシートなど、ゆったりくつろげる車内で上質な旅を楽しむことができます。
「海里」として初めての夜行列車となる今回は、『真夏のワクワク体験「夜想海里」で行く夜行列車の旅』と題し、JR東日本びゅうツーリズム&セールス(本社:東京都墨田区)の旅行商品として発売されます。始発駅の出発後、各座席に夜食が届けられるほか、仮眠をサポートするオリジナルのアメニティも配布されます。夜間の売店営業も行われ、海里オリジナル商品やドリンク、お菓子類の販売が行われます(運転時刻、夜食メニューなど詳細は下の図表を参照)。
車中泊ツアーとして発売
往路の「夜想海里」は新潟駅を2022年8月16日(火)夜に出発し、翌朝に青森駅に到着します。復路は8月17日(水)夜に青森駅を出発し翌朝、新潟駅に到着します。それぞれ東京駅発・青森駅解散および、青森駅発・東京駅解散となる車中泊ツアーが企画され、団体専用列車として組み込まれます。東京駅〜新潟駅間は上越新幹線の指定席利用となります。
JR東日本は、「夏休みの思い出に『夜想海里』に乗って、夜の日本海の景観を眺めながらご家族やご友人とワクワクする夜行列車の旅に出かけてみませんか」とツアーへの参加を呼びかけています。