相鉄の定期券 新横浜経由でも横浜駅で乗降OK 東急直通線で新サービス 加算運賃も発表

相模鉄道(相鉄)と東急電鉄は、2023年3月開業予定の相鉄・東急直通線について、開業後の旅客運賃と定期券の新しいサービスを発表しました。

相鉄・東急直通線での運行が予定されている相鉄210000系電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)
相鉄・東急直通線での運行が予定されている相鉄210000系電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)

加算運賃は相鉄40円・東急70円

相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大駅〜新横浜駅間(4.2km)の「相鉄新横浜線」と、新横浜駅〜日吉駅間(5.8km)の「東急新横浜線」で構成され、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が主体となって整備しています。開業後は相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線と一体運行され、さらに、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線への直通運転も予定されています。

旅客運賃の設定は、相鉄・東急それぞれが国土交通大臣に2022年8月9日(火)付で認可申請しました。新線建設などにかかった設備投資費用の一部を利用者に負担してもらうため、新線区間内、または他の区間とまたがって利用する際には基本運賃に一定の加算運賃が加えられます。普通運賃に対する加算運賃(大人)は、相鉄が羽沢横浜国大駅〜新横浜駅間に対して40円、東急は新横浜駅〜新綱島駅間に対して70円と定めており、通勤・通学定期運賃にも加算運賃を適用します。新横浜駅から主な駅までの開業後の普通運賃(大人・IC利用)は、東急の渋谷駅・目黒駅までがともに358円、相鉄の海老名駅までが384円などとなる予定です(路線図、運賃、所要時間など詳細は下の図表を参照)。

【路線図で解説】相鉄・東急 「相鉄・東急直通線」の運賃認可を申請

新綱島駅は綱島駅と同一運賃に

相鉄・東急直通線の開業に合わせ、相鉄は直通線のIC通勤定期券を対象とした新サービスを開始します。券面表示区間に相鉄新横浜線の「西谷駅〜新横浜駅間」を含む定期券をお持ちの場合、相鉄本線の横浜駅で追加運賃なく乗降が可能となります。平日は直通列車で都心方面に乗り換えなしで通勤し、休日は横浜駅周辺でお買い物に出かけるような利用を想定しているとのことで、新サービスの名称は決まり次第、発表するとしています。なお、通学定期券や磁気定期券はこのサービスの対象外となります。

一方、東急新横浜線に開業する新綱島駅は、「東横線の綱島駅と非常に近接した位置関係にある」ことが考慮され、東横線・目黒線方面へは綱島駅と同じ運賃額となるように設定されます。また、「日吉駅〜新綱島駅または綱島駅間」を含むいずれかの定期券をお持ちの方は新綱島駅、綱島駅のどちらでも乗降可能となる取り扱いが適用され、利便性が確保されます。

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