「サイコロきっぷ」でわくわく旅 広島発も登場 往復5000円 出目は3駅+レア駅「金沢」!

JR西日本は、行き先がランダムに決まる「サイコロきっぷ」の第2弾として、広島市内発着に限定した商品を秋の行楽シーズンに合わせて発売します。

山陽新幹線で運行しているJR西日本500系電車(そいそいん/写真AC)
山陽新幹線で運行しているJR西日本500系電車(そいそいん/写真AC)

どこへ行けるかはサイコロ頼み

同社はZ世代など若年層向けに西日本エリアの魅力を伝えるプラットフォーム「アオタビ」を開設しており、連動企画として「サイコロきっぷ」を展開しています。2022年7月29日(金)から発売を開始した大阪市内発着の「サイコロきっぷ」と同様、サイコロで決めた行き先に1回5,000円で往復旅行ができます。

広島発のサイコロは「博多」「松江」「姫路」が各1/3の確率で出現します。出目が「姫路」となった場合、さらに1/3の確率でレア駅「金沢」があたる可能性があります。また、金沢駅までの経路では、加賀温泉駅での途中下車が可能です。

最初に行き先を決める有料のエントリーを行い、完了後にJR西日本ネット予約「e5489」できっぷを購入することができます。エントリーには「WESTER」アプリを利用できるスマートフォンの用意が必要です。広島発のエントリー受付開始は9月15日(木)で、9月16日(金)〜10月31日(月)のうち連続する3日間の旅行に利用することができます(サイコロの出目の確率など詳細は下の図表を参照)。

【路線図で解説】JR西日本 「広島発サイコロきっぷ」発売

エントリー後すぐ購入可能に

発売条件や購入方法は、発売中の大阪発「サイコロきっぷ」と異なる箇所があります。大阪発ではエントリー完了後、きっぷを購入できるようになるまで最大10日間を要していますが、広島発ではこの制限が解除され、エントリー後にすぐ購入できるよう改善されています。期間中にエントリーできる回数は大阪発が2回までとされていますが、広島発は1回限りとなっています。また、仲間と一緒に旅ができるよう大阪発では一度に6名までの同時購入ができますが、広島発では3名までに変更されています。

詳しい購入・利用条件は、JR西日本が9月12日(月)以降に公開する「広島発サイコロきっぷ」専用サイトに掲載されます。また、9月16日(金)・17日(土)の両日、「サイコロきっぷ」をリアルに体験できるイベントが広島駅で開催される予定です。

JR西日本は「ぜひ、秋の行楽シーズンは『サイコロきっぷ』で偶然から始まる運命的な旅にお出かけください」と利用を呼びかけています。