秩父鉄道 アウトレット開業で“大幅増発”ダイヤ改正 急行・SLも「ふかや花園駅」停車に

秩父鉄道は2022年10月1日(土)にダイヤ改正を実施し、列車を大幅に増発するほか、急行列車および「SLパレオエクスプレス」の停車駅変更などを実施します。

急行「秩父路号」として運行している秩父鉄道6000系電車(SK1100/写真AC)
急行「秩父路号」として運行している秩父鉄道6000系電車(SK1100/写真AC)

駅の目の前に「プレミアム・アウトレット」

埼玉県深谷市のふかや花園駅前では、三菱地所・サイモン(本社:東京都千代田区)が運営する大型商業施設「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の開業が控えています。来訪者の利便性向上のため、2022年10月20日(木)のオープンに先立ちダイヤ改正が実施されます。

熊谷駅〜寄居駅間において各駅停車列車が大幅に増発されるとともに、急行「秩父路号」も新たにふかや花園駅に停車します。これにより、同駅に停車する列車の運転本数は平日ダイヤで現行の60本から92本に、土曜・休日ダイヤでは58本から94本へと増加します。なお、アウトレットのオープン直後やバーゲンセール期間中など、繁忙期には臨時列車の運転も行われます。

加えて、埼玉県有数の観光地である“長瀞”エリアへのアクセスを向上するため、羽生駅・熊谷駅〜長瀞駅間に折り返し列車が新たに設定されます。

なお、生活様式の変化を踏まえて始発・最終列車の時刻が変更となるほか、急行列車および一部区間の各駅停車については運転本数が見直されます。詳細な時刻については9月20日(火)頃から秩父鉄道公式サイトで案内される予定です(ダイヤ改正の概要、「SLパレオエクスプレス」の時刻表など詳細は下の図表を参照)。

【時刻表で解説】秩父鉄道 「ふかや花園プレミアム・アウトレット」開業に伴いダイヤ改正

オープン記念でSL料金が一部無料

週末を中心に運行している蒸気機関車けん引の観光列車「SLパレオエクスプレス」は、10月1日(土)運行分から停車駅にふかや花園駅が追加され、これまで停車していた武川駅は通過となります。また、運転時刻は平日と土曜・休日ダイヤで共通となります。

なお、アウトレットのオープンに伴い、10月22日(土)〜11月6日(日)の期間中の運転日8日間については、下りSL列車のみ始発駅が熊谷駅から寄居駅に変更となります。併せて、この下り列車については、アウトレットのオープン記念としてSL指定席料金が無料化され、乗車券のみで利用できます。SL列車は全車指定席で運行されるため、料金不要となる列車についても通常通り「SL予約システム」から座席の予約が必要です。

また、10月1日(土)〜10日(月・祝)に運行する5日間分のSL予約受付については、システムメンテナンスに伴い9月14日(水)10時開始へと変更されます。

併せて、秩父鉄道は今後のインバウンド需要の回復を見込み、9月中旬から順次「駅ナンバリング」を導入します。訪日外国人旅行者を中心にわかりやすい案内を行うためで、駅名標や路線図、運賃表などに同社の路線記号「CR」と2桁数字の駅番号表記が加わります。駅名表記は多言語化され、4か国語(日本語、英語、簡体中国語、繁體中国語、韓国語)による表記となります。また、駅名標は地域の方に愛着を持ってもらえるよう、沿線の自然や歴史の特色を生かしたデザインへとリニューアルします。

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