JR東日本は、2026年3月14日(土)のダイヤ改正日から仙石線のすべての電車を新型のE131系車両に置き換え、大幅な増発や停車駅追加により利便性を向上します。
増発のカギは「ワンマン運転」
2025年12月1日(月)から仙石線で営業運転を開始したE131系は、拡幅車体と広い座席幅による快適性向上、大型ディスプレイによる情報提供の充実、車内防犯カメラによるセキュリティ向上などを特徴としています。新型車両が仙石線に投入されるのは約80年ぶりのことで、2002年以降に首都圏から転入し仙台都市圏の輸送を支えた205系電車はダイヤ改正前日に役目を終えます。
E131系は車体側面カメラを用いて運転室から乗降確認できる機能を有しており、これを活用してワンマン運転を開始します。同時に、あおば通駅~多賀城駅間で日中時間帯に増発し、現行で1時間あたりの3~5本の運転本数は4~6本へと大幅に増加します。特に10~11時台はおおむね10分間隔で揃い、東北本線(名取駅~仙台駅間)や仙台市地下鉄南北線・東西線と同レベルの高い運転頻度が実現します。
日中時間帯は、仙石東北ラインの列車上下各6本が新たに石巻あゆみ野駅に停車し、仙台方面へ乗り換え無しで早く行けるようになります。同駅は東日本大震災後の集団移転先に形成された新市街地の玄関駅として2016年3月26日に開業し、当初は仙石線の普通列車のみ停車していました。その後、朝夕の一部列車に限り仙石東北ライン列車が停車するようになり、開業10周年を目前にした今回の改正でより便利な駅へと躍進します。






