あの頃の「単色塗り阪急電車」が復活 誕生50年の6000系を再び全身マルーンに 「Hマーク」と旧社章も再現

阪急電鉄は、6000系車両が導入から50周年を迎えることを記念し、宝塚線を運行する1編成の車体をマルーン1色のみの塗装デザインに変更します。

現在は上部にアイボリー帯

1976年にデビューした6000系は、次世代車両の試作車として製造された2200系の車体を受け継ぎ、前面・側面窓上部の電動表示幕装置、下部に移設した標識灯と尾灯、前面スカートなど、新しい阪急スタイルを本採用した最初の形式です。乗務員室を客室側に拡大した関係で直後の側窓がなくなり、代わりに「Hマーク」と呼ばれるエンブレムが取り付けられました。一部車両は軽量化のため阪急初となるアルミ車体を採用しながら、マルーン色塗装を踏襲したことにより鋼製車と見分けがつかない仕上がりとなりました。

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1992年のコーポレート・アイデンティティ(CI)制定に伴い、車体からHマークと旧社章は取り外されました。90年代後半からは当時の主力車両8000系と同様の屋根肩部にアイボリー帯を加えた新塗装へと順次切り替わり、6000系からマルーン単色塗装が消滅しました。

今回、登場当時のフルマルーン塗装に戻されるのは「C#6013」8両編成で、乗務員室後部のHマークと各車両側面の旧社章をシールで再現します。車内連結面には6000系誕生50周年の記念プレートも掲出されます。2026年1月15日(水)から次回の検査入場まで運行する予定で、11月30日(月)までは両先頭車に記念ヘッドマークが掲出され、ヘッドマークやプレートのデザインを使用したグッズの新発売も予定しているとのことです。


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