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追記: 大晦日の終夜運転は中止となりました。(2020年12月24日更新)
西日本鉄道は、2020年大晦日から西鉄天神大牟田線で終夜運転を行い、2021年年始には西鉄福岡(天神)駅〜太宰府駅間直通の臨時急行「初詣号」を運転することを発表しました。
2020年12月31日(木)大晦日の終電後から2021年1月1日(金・祝)の初電前まで終夜にわたり、西鉄天神大牟田線(甘木線を除く)で77本の臨時列車(急行・普通)が運行されます。西鉄福岡(天神)駅〜太宰府駅間は約20〜30分間隔で運転され、西鉄福岡(天神)駅および西鉄久留米駅方面と太宰府駅とを結ぶ直通列車も設定されます。
年明けには太宰府天満宮への参拝に便利な臨時急行「初詣号」も運行されます。通常の土休日ダイヤでは西鉄福岡(天神)駅〜太宰府駅間を乗り換えなしで結ぶ急行列車が1日6本運転されていますが、「初詣号」を合わせると計29本(上り14本、下り15本)となります。例年、「初詣号」は正月三が日のみの運転でしたが、2021年は分散参拝を促す目的で、1月1日(金・祝)~3日(日)、9日(土)~11日(月・祝)の6日間に運転日が拡大されます。
西鉄天神大牟田線の主要駅では「太宰府初詣きっぷ」が発売されます。計12の販売駅(西鉄福岡(天神)、大橋、春日原、西鉄二日市、朝倉街道、筑紫、三国が丘、西鉄小郡、西鉄久留米、花畑、西鉄柳川、大牟田)から太宰府駅までの往復乗車券が特製のきっぷ入れに封入して販売されますが、7,600セット限定でなくなり次第発売終了となります。販売期間は12月31日(木)〜1月11日(月・祝)で、利用できる期間は12月31日(木)〜1月12日(火)です。お値段は販売駅から太宰府駅までの往復運賃と同じです。
なお、例年元日に行われている「太宰府駅新年鏡開き」イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2021年は中止となります。
西鉄天神大牟田線では、12月29日(水)〜12月31日(木)まで「土休日ダイヤ」、1月1日(金・祝)~3日(日)と9日(土)~11日(月・祝)が「正月ダイヤ」での運転となります。12月31日(木)は終夜運転のため、22時以降のダイヤが変更となります。貝塚線は12月30日(木)〜1月3日(日)までが「土休日ダイヤ」による運行となります。