山陽線全線「ICOCA」エリア化 徳山〜下関間に拡大 山口線2駅でも利用可能に JR西日本

JR西日本は、ICカード乗車券「ICOCA」のエリアを山陽本線の全線に拡大し、2023年春にサービスを開始する予定です。

山陽本線下関駅に停車中のJR西日本115系電車(JAPAN NAVY/写真AC)
山陽本線下関駅に停車中のJR西日本115系電車(JAPAN NAVY/写真AC)

現在は南岩国駅までの利用となっている山口県内のICOCAエリアは、2022年3月12日(土)から新たに藤生駅〜徳山駅間の14駅に拡大します。さらに、2023年春からは新南陽駅〜下関駅間の20駅でも利用できるようになるほか、山口線でも新たに湯田温泉駅および山口駅の2駅での利用が可能となります(新たに利用できる駅は下図を参照)。

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サービス開始日などの詳しい内容は決まり次第告知するとのことです。新たにエリアに加わる駅では、きっぷの機能を持つICカード「ICOCA」「こどもICOCA」「SMART ICOCA」(全国相互利用可能な交通系ICカードを含む)ならびに、定期券ときっぷの機能を併せ持つ「ICOCA定期券」が利用できるようになります。なお、山口線区間にはICOCA定期券は設定されず、チャージ残額を利用しての乗車のみ取り扱われます。

【路線図で解説】JR西日本 2023年春 山口県内のICOCAエリア拡大

今回のエリア拡大により、JR西日本のICOCAエリアは金沢駅から下関駅まで連続して整備されることになります(ICOCAエリア路線図は上図を参照)。ただし、一部の例外を除き営業キロ200kmを超えて利用することはできません。