東武鉄道は、磁気定期乗車券の発売を2026年3月13日(金)をもって終了し、PASMOやモバイルのPASMOによるIC定期乗車券に一本化します。
連絡定期券は「2枚持ち」となる場合も
発売を終了するのは磁気券による通勤・通学定期券で、3月14日(土)以降はIC定期券でのみ発売します。すでに持っている磁気定期券は有効期限までそのまま利用できます。大学などの学生・生徒が単位取得のため他の実習先に通う場合に購入する「実習用通学定期券」について、東武線内区間に有効のものはすでにPASMOカードで発売しており、他の事業者への連絡となる場合に限って3月14日(土)以降も過渡的に磁気定期券で発売するとのことです。
東武は、紛失した場合に再発行ができ乗り継ぎ時のストレスも軽減できるとIC定期券のメリットを挙げ、磁気定期券の製造やリサイクルに伴う環境負荷を低減する観点からもIC化を進めていると説明しています。なお、交通系ICカードに対応していない上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道、野岩鉄道との連絡定期券については、東武線内区間の定期券をPASMOカードに搭載した上で、各社線区間の定期券を別途購入するよう案内します。
磁気定期券は京阪電気鉄道が2021年3月に発売を終了したのを皮切りに、阪神電気鉄道が2022年7月、阪急電鉄が2025年3月に廃止するなど関西の鉄道事業者が先行して見直しを進めています。関東で磁気定期券の廃止を表明したのは東武が初めてで、他の事業者の追随が予想されます。なお、東武やJR東日本、西武鉄道をはじめ鉄道事業者8社は、普通乗車券について現在の磁気券からQRコードを使用した乗車券へと置き換えることを発表しており、2026年度末から順次移行します。





