JR北海道は、釧網本線の釧路駅〜標茶駅間で運転している観光列車「SL冬の湿原号」について、車両不具合のためけん引機を蒸気機関車(SL)からディーゼル機関車(DL)に置き換えて運転します。
11日以降のけん引機「未定」
DLけん引に変更するのは2026年2月5日(木)〜8日(日)の4日間で、次の運転日である2月11日(水・祝)以降のけん引機は未定としています。DLけん引となっても指定席券の料金は変わらず、運転ダイヤや座席位置、車内販売や乗車証明書の配布などの車内サービスにも変更はないとのことです。同社は「蒸気機関車での運転を楽しみにされていたお客様や沿線の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
1月31日(土)の運行中、駅を発車する際に一時的に起動できなくなる事象が3回発生したことを受け、翌2月1日(日)は万が一のSLの動力不足に備え、SLのほかにDLも連結して運行しました。運行のない2月2日(月)にけん引機のC11型171号機を調査したところ、蒸気を動力に変える蒸気室に接続する「ピストンリング」という部品に割れている箇所が見つかりました。この割損により蒸気が漏れ、起動に必要な動力の不足を引き起こしたことが判明しており、修繕に時間を要するためけん引機を変更し、詳しい原因をさらに調査するとのことです。





