西武鉄道は2021年春に行うダイヤ改正の概要を発表しました。夜間作業の時間確保を目的に、主要路線の終電を20〜30分繰り上げることが告知されています。新型コロナウイルス感染症の影響により、深夜時間帯の乗客数が50〜60%減少したことも理由の一つに上げています。
以下は現時点で発表されている主な終電発車時刻の変更内容です(平日ダイヤ、現行時刻→改正後時刻)。
西武池袋線 池袋駅発
- 飯能行: 0:09→23:52 (-17分)
- 小手指行: 0:44→0:14 (-30分)
- 保谷行: 0:45→0:18 (−27分)
西武新宿線 高田馬場駅発
- 本川越行(拝島行終電接続): 0:01→23:46 (-15分)
- 新所沢行: 0:47→0:18 (-29分)
- 上石神井行: 0:50→0:20 (−30分)
今回の改正では始発電車の繰り下げは行わず、混雑状況によっては終電前に臨時列車の運転を検討するとのことです。最終的な時刻表は2021年1月頃に発表の予定です。
首都圏では西武鉄道のほか、JR東日本、小田急電鉄も終電繰り上げの方針を発表しています。