西日本鉄道は、2021年3月6日(土)から西鉄天神大牟田線および貝塚線の一部区間で運賃を10〜40円値上げすると発表しました。
運賃が変更となるのは、天神大牟田線の7~17km区間および貝塚線の4〜11km区間です。値上げ幅は天神大牟田線が10〜20円、貝塚線が10〜40円となります。値上げの対象となるのは普通乗車券、ICカード(チャージ残高による利用のみ)および普通回数券などです。定期券の運賃は変更されません。
今回運賃が変更されるのは、国が認可している上限運賃より安く設定されていた区間で、これらの区間の運賃が上限運賃と同額になります。
この運賃値上げにより影響を受けるのは1日あたり約4万人と推計されており、定期券以外の利用客のうち31%が値上げ対象となるとしています。西鉄では、新型コロナウイルス感染症の影響により利用客が減少しており、今後も持続的なサービスを提供するために値上げを行うとしています。