JR北海道は、特急列車・快速列車について2021年7月に引き続き8月も一部の列車を運休します。
新型コロナウイルス感染症の影響により利用が減少していることから、特急「北斗」「カムイ」および快速「エアポート」の一部列車が運休となっており、8月についても実施が継続されます(時刻表は下表を参照)。
札幌駅〜函館駅間の特急「北斗」は、上り「北斗14号」および下り「北斗5号」の2本について3月13日ダイヤ改正以降、水・木曜の運転が取り止められています。本来は多客期となる7月以降は毎日運転される予定でしたが、昨今の利用状況に合わせ7月に引き続き、8月も水・木曜が運休となります。なお、利用状況によってはこの2本の列車の曜日運休が今後も継続されるとし、9月以降の水・木曜についても指定席の発売が見合わされます。
札幌駅〜旭川駅間の特急「カムイ」は、下り「カムイ9・29号」および上り「カムイ28・42号」の4本がダイヤ改正以降は土休日のみの運転となっています。利用の減少に伴い6月5日(土)以降は運転が取り止められており、8月も継続されます。この運休が続く可能性があるため、9月以降のこれらの列車の指定席も発売見合わせとなります。
札幌近郊の快速「エアポート」は、ダイヤ改正以降は朝・夜時間帯の一部列車について土休日の運転が取り止められています。6月5日(土)からは日中時間帯を中心に、1時間あたり1本程度となる上下計20本の列車が運休対象に追加され、合わせて上下計26本の列車が札幌駅(一部は手稲駅)〜新千歳空港駅間で土休日運休となっています。この運休は8月も引き続き行われ、利用状況により今後も継続されるため、9月以降の土休日についても対象列車の指定席発売が見合わされます。