古虎渓駅で土砂流入 中央線16日も引き続き終日運休 飯田線は相当期間見合わせ JR東海

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JR東海は、大雨による運転規制の影響による2021年8月16日(月)の在来線運転計画を発表しました。

中央本線古虎渓駅に停車中のJR東海211系電車(leap111/写真AC)
中央本線古虎渓駅に停車中のJR東海211系電車(leap111/写真AC)

中央本線の高蔵寺駅〜塩尻駅間は、引き続き始発から終日運転見合わせとなり、特急「しなの」も全列車・全区間で運休となります。この区間では古虎渓駅で土砂流入があり、撤去作業が行われています。高蔵寺駅〜南木曽駅間の運転再開は8月17日(火)以降と見込まれています。また、南木曽駅〜塩尻駅間において線路設備に損傷が認められたとしており、運転再開の見通しは立っていません。なお、名古屋駅〜高蔵寺駅間は大幅に列車本数を減らしての運転となります。

飯田線は、宮木駅〜辰野駅間の横川橋梁で線路設備に損傷が発生しています。このため、伊那松島駅〜辰野駅間は運転を見合わせ、運転再開までには相当期間を要するとしています。なお、豊橋駅〜伊那松島駅間は始発から運転が行われますが、一部の列車に運休が発生する見込みです。

そのほか、8月15日(日)に運転を見合わせていた高山本線(岐阜駅〜猪谷駅間)および太多線(多治見駅〜美濃太田駅間)は、8月16日(月)はすべての区間で始発から通常通りの運転が予定されています。

また、雨規制により運転を見合わせていた御殿場線(国府津駅〜沼津駅間)は8月16日(月)10時頃に運転が再開される見込みですが、現地の状況により再開時刻は前後する可能性があるとしています。この影響で、小田急線直通の特急「ふじさん」は、下り1号と上り2号が秦野駅〜御殿場駅間で部分運休となります。