JR九州 大雨で玖珠川橋りょう損傷被害のおそれ 17日も佐世保線・久大線など終日運休

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JR九州は、先日から降り続く大雨に伴う2021年8月17日(火)の運転計画を発表しました。

佐世保線早岐駅に停車中のJR九州415系電車(nozomi500/写真AC)
佐世保線早岐駅に停車中のJR九州415系電車(nozomi500/写真AC)

九州新幹線は通常通り運転を行いますが、在来線では一部の区間で運転見合わせが発生します。

始発列車から終日運転を見合わせるのは、唐津線(久保田駅〜唐津駅間)、筑肥線(唐津駅〜伊万里駅間)、佐世保線(肥前山口駅〜早岐駅間)、久大本線(日田駅〜由布院駅間)、吉都線(吉松駅〜都城駅間)および肥薩線(吉松駅〜隼人駅間)です。国土交通省によると、佐世保線の北方駅〜高橋駅間で線路冠水の被害が発生しています。また、久大本線の第十玖珠川橋りょう(杉河内駅〜北山田駅間)で橋に損傷が生じている恐れがあり、状況を確認中とのことです。

そのほか、豊肥本線(肥後大津駅〜宮地駅間)、三角線(宇土駅〜三角駅間)、日豊本線(西都城駅〜国分駅間)および指宿枕崎線(五位野駅〜枕崎駅間)でも始発列車から運転が見合わされます。これらの区間については、当日の点検等の状況次第で運転を再開する可能性があるとのことです。

また、鹿児島本線(荒尾駅〜八代駅間、川内駅〜鹿児島中央駅間)、豊肥本線(熊本駅〜肥後大津駅間)、日豊本線(高鍋駅〜南宮崎駅間、南宮崎駅〜西都城駅間、国分駅〜鹿児島中央駅間)および指宿枕崎線(鹿児島中央駅〜五位野駅間)では始発から本数を減らして運転されます。

特急列車およびD&S列車(観光列車)で始発から終日運転を見合わせるのは、「みどり」「ハウステンボス」「ゆふいんの森」「ゆふ」「あそ」「あそぼーい!」「九州横断特急」「A列車で行こう」「指宿のたまて箱」です。宮崎駅〜鹿児島中央駅間の特急「きりしま」は、始発列車から運転が見合わされますが、状況により8月17日(火)中に運転を再開する可能性があります。

なお、2017年7月の災害により運転している日田彦山線の代行バスは、添田駅〜彦山駅間の系統が終日運休となります。添田駅〜日田駅間の系統は、日田方面から小石原庁舎前までの折り返し運転となります。