【特集】JR北海道が2021年春に18駅を廃止 特急・快速・普通列車の減便も

駅の廃止・省力化

JR北海道では、鉄道存続のために駅の維持費についても削減する必要があるとし、利用客が極端に少ない駅の今後のあり方について、沿線自治体と協議を続けてきました。その答えとして、JR北海道が一度に廃止する駅の数としては過去最大となる18駅の廃止が決定しました。

2021年春に廃止されるのは、函館本線1駅(伊納駅)、宗谷本線12駅(南比布駅、北比布駅、東六線駅、北剣淵駅、下士別駅、北星駅、南美深駅、紋穂内駅、豊清水駅、安牛駅、上幌延駅、徳満駅)、石北本線4駅(北日ノ出駅、将軍山駅、東雲駅、生野駅)および釧網本線1駅(南斜里駅)です。

また、自治体が駅の管理費用や人員を提供することによって今後も存続する18駅も発表されています。2021年度から自治体による維持管理に移行するのは、宗谷本線17駅(蘭留駅、塩狩駅、日進駅、智北駅、恩根内駅、天塩川温泉駅、咲来駅、筬島駅、佐久駅、歌内駅、問寒別駅、糠南駅、雄信内駅、南幌延駅、下沼駅、兜沼駅、抜海駅)、石北本線1駅(瀬戸瀬駅)です。

根室本線音別駅については、利用状況を踏まえて2021年春から無人駅となります。