一畑電車は、電車内へのWi-Fi設備の設置が完了し、すべての列車で無料Wi-Fiサービスが利用できるようになったと発表しました。
車内Wi-Fi設備については2020年3月の7000系車両への導入を皮切りに、島根県の補助金制度を活用しながら整備を進め、2020年12月10日(木)に全12編成(7000系4編成、1000系3編成、2100系3編成、5000系2編成)への設置を完了したとのことです。
一畑電車の無料Wi-Fiへの取り組みは2015年9月に始まり、松江しんじ湖温泉駅・雲州平田駅・電鉄出雲市駅・出雲大社前駅の4駅でサービスを開始しました。当初は15分おきに再接続を要する仕様でしたが、2018年12月に設備を更新し、再接続することなく連続使用できるよう改善されています。
SSIDは「Bataden_Wi-Fi」、パスワードは「ichibatadensya」で、上記4駅と電車内は共通の接続設定でシームレスに利用できます。以前に利用したことのある方は新たに接続設定を行う必要はありません。接続回数や接続時間の制限はありませんが、今後の利用状況により制限を設ける可能性があるとのことです。