東武が20日から3路線で最大18分終電繰り上げ 緊急事態宣言に伴う要請

東武鉄道は、新型コロナウイルス特措法にもとづく緊急事態宣言に伴い1都3県の自治体および国土交通省から要請を受け、終電時刻の繰り上げを行うことを発表しました。

東武アーバンパークラインも20日から終電繰り上げ(イメージ)
東武アーバンパークラインも20日から終電繰り上げ(イメージ)

2021年1月20日(水)から実施され、終了時期については改めて知らせるとしています。対象となるのは、東武スカイツリーライン、東武アーバンパークラインおよび東上線です。

平日ダイヤでは、東武スカイツリーラインで最大14分、東上線で最大14分、それぞれ現行ダイヤより終電時刻が繰り上がります。また、東武アーバンパークラインでは、柏駅の終電時刻が現行より最大18分繰り上げとなります。土休日ダイヤでは、東武スカイツリーラインで終電が最大16分繰り上がります。

終電繰り上げにより影響を受ける区間は、東武スカイツリーライン(浅草駅〜北春日部間)、東武アーバンパークライン(高柳駅〜七光台駅間)および東上線(池袋駅〜川越市駅間)です(図表を参照)。

【路線図で解説】東武鉄道 20日から終電繰り上げ(1)
【路線図で解説】東武鉄道 20日から終電繰り上げ(1)

【路線図で解説】東武鉄道 20日から終電繰り上げ(2)

いずれの区間も代行輸送は行われません。また、今回の終電繰り上げは緊急事態宣言に伴う要請を受けた対応であり、2021年春ダイヤ改正で予定している内容の前倒しではないとしています。春のダイヤ改正では、東武アーバンパークラインについては終電の繰り上げを行わないことがすでに発表されています。