JR九州は、2021年3月1日(月)に久大本線の全線で運転を再開し、同日からD&S列車(観光列車)「ゆふいんの森」を全線で運行することを発表しました。
2020年7月の豪雨により被災し、豊後森駅〜庄内駅間で不通が続いていた久大本線ですが、2021年2月13日(土)始発列車から由布院駅〜庄内駅間で運転が再開されます。由布院駅〜庄内駅間で運行されている列車代行バスは2月12日(金)をもって終了し、2月13日(土)から由布院駅〜大分駅間で特別ダイヤにより列車が運行されます。2月28日(日)までは引き続き、日田駅〜豊後森間は特別ダイヤによる列車運行、豊後森駅〜由布院駅間は代行バスによる運行となります。
2021年3月1日(月)からは、最後の不通区間となる豊後森駅〜由布院駅間の列車運転が再開され、久大本線は全線で通常ダイヤにより運行されます。博多駅〜由布院駅・大分駅・別府駅を結ぶD&S列車「ゆふいんの森」および特急「ゆふ」は、同日から全列車・全区間での運転が開始されます。
なお、2月13日(土)〜3月12日(金)の間、大分駅発(23:25)・向之原駅行の普通列車については運休となります。
JR九州では運転再開を記念して、3月1日(月)〜6月30日(水)の期間に「久大本線全線開通キャンペーン」が開催されます。3月1日(月)に博多駅および由布院駅で「ゆふいんの森」の出発式が行われるほか、沿線自治体の協力によるお出迎え、記念イベント、デジタルスタンプラリーなどの実施が予定されています。