【特集】七尾線が新型車両でICOCAエリアに JR西日本北陸エリア3月13日ダイヤ改正

北陸エリアの各路線では、始発列車の繰り下げが行われます。福井駅発の北陸本線上り敦賀駅行始発列車は、現行ダイヤの4:49発から、改正後ダイヤでは5:21発となり、32分の繰り下げとなります。城端線、氷見線および高山本線でも一部区間で始発列車の繰り下げが実施されます。

いちばん大きな影響を受けるのは、越美北線(九頭竜線)の下り列車です。越前大野駅5:00発・九頭竜湖駅5:34着の始発列車が運転取り止めとなり、この区間の始発列車は越前大野駅10:16発(福井駅9:08発)へと5時間16分繰り下げられます(時刻表は下表を参照)。

一部の区間では、最終列車の繰り上げも行われます。北陸本線上りでは、金沢駅発・福井駅行最終列車の発車時刻が23:05から22:45へと20分繰り上がります。この区間では、福井駅行特急「ダイナスター6号」(金沢駅23:30発)も先述のとおり廃止となるため、帰宅時間に注意が必要になります。また、小浜線の一部区間でも最終列車の時刻が繰り上げとなります。

始発・最終列車以外にも、北陸本線および高山本線で一部の列車が全区間または一部区間で運転取り止めとなります。また、北陸本線、七尾線および城端線では、朝時間帯を中心とした一部の列車について、土・日曜・祝日の運転が取り止められます。

3月13日(土)ダイヤ改正ではそのほか、北陸本線下りの美川駅〜松任駅間および、高山本線下りの越中八尾駅〜富山駅間において、朝通勤・通学時間帯に各1本の列車が増発されます。また、北陸本線上りの芦原温泉駅〜福井駅間では、夕通勤・通学時間帯に1本の列車が増発されます。