新型コロナでGWの近鉄特急さらに減便 GW明けは奈良方面の特急が土休日ほぼゼロに

近畿日本鉄道は、一部運休している特急列車について、2021年4月29日(木・祝)以降の運休本数を追加します。

近鉄特急22600系電車(s************************m/写真AC)
近鉄特急22600系電車(s************************m/写真AC)

新型コロナウイルスの影響による利用状況にあわせるかたちで、近鉄では2020年8月29日以降、特急列車の運転本数の見直しを実施しています。2021年4月29日(木・祝)から土休日において1日あたり76本の特急列車を運休することがすでに発表されていましたが、夜間を中心に運休本数が追加され、合わせて89本が運休することになりました。

4月29日(木・祝)から運休する特急列車の内訳は、大阪難波駅〜近鉄奈良駅間9本、京都駅〜近鉄奈良駅間27本、京都駅〜橿原神宮前駅間18本、大阪阿部野橋〜吉野間35本です。特急全体に対する運休率は20%です(詳細は下表を参照)。そのほか、大阪阿部野橋駅発・吉野駅行の特急列車のうち3本は引き続き行先が橿原神宮前駅に変更されます。なお、観光特急「青の交響曲」は通常通り運転されます。

【図表で解説】近鉄 新型コロナウイルスの影響による特急列車の運転本数変移

また、5月6日(木)からは当分の間、土休日の特急列車の運休本数がさらに追加され1日あたり計222本となり、運休率50%となります。大阪難波駅〜近鉄奈良駅間では32本すべてが運休、京都駅〜近鉄奈良駅間では61本中59本が運休するのをはじめ、すべての運転区間において運休列車が発生します。そのほか、近鉄名古屋駅〜伊勢志摩間の24本、大阪阿部野橋駅〜吉野駅間の3本の列車が一部区間で運休します。

加えて、現在はすべて運転している平日の特急についても、5月6日(木)以降は一部列車が運休となります。平日の運休列車は1日あたり計54本で、運休率は13%です。内訳は大阪難波駅・大阪上本町駅〜伊勢志摩間10本、大阪難波駅〜近鉄奈良駅間1本、京都駅〜近鉄奈良駅間18本、大阪阿部野橋駅〜吉野駅間25本です。

なお、5月6日(木)以降の観光特急「しまかぜ」および「青の交響曲」は運転されます。

近鉄によると、緊急事態宣言の発令により国などから減便や終電繰り上げの要請があった場合、さらに対応を検討するとしています。

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