JR西日本は、大阪環状線において深夜時間帯の一部列車の運転を取り止め、最終列車の時刻繰り上げを実施します。
緊急事態宣言の発令および自治体からの要請に伴って実施されるものです。2021年3月13日のダイヤ改正において、近畿エリア主要路線で48本の列車削減が行われ、最大30分の最終列車繰り上げが実施されています。それに加えて、8月2日(月)から緊急事態宣言解除までの間、大阪環状線で平日・土休日とも4本の列車の運転が取り止められ、終電時刻の繰り上げが実施されます(運転時刻は下図を参照)。
大阪駅基準では、内回り0:11発天王寺駅行および、外回り0:15発京橋駅行の運転が取り止められます。これにより最終列車は、内回りが0:02発天王寺駅行、外回りは0:08発の天王寺駅行となります。
天王寺駅基準では、内回り0:04発大阪駅行および、外回り0:04発大阪駅行が運転取り止めとなります。これに伴い、内回りは23:48発大阪駅行、外回りは23:58発の快速大阪駅行が最終列車になります。
大阪環状線では、緊急事態宣言が発令されていた4月28日〜5月25日の平日に限り、同一の内容で一部列車運休が実施されていましたが、今回は土休日ダイヤも対象となるので注意が必要です。なお、「JRおでかけネット」内の時刻・運賃検索「マイ・ダイヤ」および、JR西日本ネット予約「e5489」をはじめとする経路検索サービスにおいては、今回の運転取り止め情報は準備ができ次第、随時反映されるとのことです。