JR東日本 中央線「あずさ」17日から通常運転 篠ノ井線に「しなの」救済の臨時快速も

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JR東日本は、長野エリアにおける大雨の影響に伴う2021年8月17日(火)の運転計画を発表しました。

中央本線辰野経由などで運行しているJR東日本E127系電車(KUZUHA/写真AC)
中央本線辰野経由などで運行しているJR東日本E127系電車(KUZUHA/写真AC)

大雨による線路設備の点検のため運転を見合わせていた中央本線(中央東線)の小淵沢駅〜塩尻駅間は、安全確認が終了したため、8月17日(火)始発列車から運転が再開されます。運休となっていた特急「あずさ」についても、始発から通常通り運転されます。なお、塩尻駅〜茅野駅間で一部列車が運休となります。

篠ノ井線も始発列車から運転されますが、一部の列車が運休となります。

なお、JR東海管内の中央本線(中央西線)は、大雨の影響による土砂流入や線路設備の損傷が発生し、南木曽駅〜塩尻駅間で当分の間運転が見合わされます。特急「(ワイドビュー)しなの」も全列車がすべての区間で運休となります。これに伴い、篠ノ井線の塩尻駅・松本駅〜長野駅間で朝夕時間帯に「臨時快速列車」が上下計7本運転されます(時刻表は下表を参照)。この臨時快速については、8月18日(水)以降も運転を行う場合は改めて告知するとしています。

【時刻表で解説】JR東日本 篠ノ井線に臨時快速列車を運転

そのほか、中央本線(中央東線)の川岸駅〜辰野駅間で土砂流入が発生しているため、岡谷駅〜辰野駅経由〜塩尻駅間については終日運転が見合わされます。運転再開見込みは立っておらず、バスによる代行輸送も実施されません。また、JR東海管内の飯田線は、伊那松島駅〜辰野駅間で橋りょう損傷のため当分の間運転が見合わされます。

JR東日本は、天候等の状況により変更となる場合があるため、今後の気象情報や運行情報に注意するよう呼びかけています。