東海道新幹線 車内の酒類販売9か月ぶり再開 山陽新幹線「のぞみ」車内販売も11月再開

新型コロナウイルス感染症の影響により東海道・山陽新幹線で休止されていた車内サービスが順次再開します。

東海道新幹線の車内販売(イメージ)(cowardlion/Shutterstock.com)

JR東海は、東海道新幹線の車内での酒類の販売について、10月25日(月)から再開すると発表しました。ジェイアール東海パッセンジャーズ(東京都中央区)が運営する東京駅〜新大阪駅間の車内販売では、感染拡大の影響に伴い1月21日から酒類の販売が休止されていました。約9か月ぶりの販売再開となります。

一方、JR西日本は休止していた山陽新幹線の車内販売および、グリーン車におけるおしぼり配布や座席整備、毛布貸し出しなどの各種サービスを11月1日(月)から再開します。ジェイアール西日本フードサービスネット(大阪市)による新大阪駅〜博多駅間の車内販売やグリーン車サービスは、4月29日以降の提供が一時休止されていました。

なお、山陽新幹線の車内販売は当分の間、一部列車を除く「のぞみ」に限られます。「みずほ」「さくら」「ひかり」については、今後の利用状況などを考慮して再開を検討するとのことです。また、一部の列車はグリーン車(8〜10号車)のみの販売となります。酒類の販売も再開されるほか、感染症対策として除菌シートや不織布マスクの品揃えも追加されます。