2位: 「はまなす」「ラベンダー」編成 冬は4方面で運転 函館・帯広・網走・稚内へ JR北海道
JR北海道は、「はまなす」「ラベンダー」編成を使用する特急列車について、冬期間(2021年12月〜2022年2月分)の運転計画を発表しました。「はまなす」編成は時期により、特急「宗谷」「サロベツ」(札幌駅・旭川駅〜稚内駅間)、「とかち」(札幌駅〜帯広駅間)、「北斗」(函館駅〜札幌駅間)へと順次起用されます。また、「ラベンダー」編成は特急「北斗」のほか、「オホーツク」「大雪」(札幌駅・旭川駅〜網走駅間)としても運転されます。
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「多目的特急車両」のコンセプトで開発され、観光列車から定期列車までオールラウンドで活躍します。落ち着いた雰囲気のボックスシートやカウンターが並ぶフリースペースが連結されているほか、各座席では無料Wi-Fiやコンセントも利用できるのでビジネス利用の期待にも応えます。
1位: 2年ぶり運転目指す夜行列車「スノーパル23:55」 会津高原で早朝スキー・スノボを 東武
東武鉄道は、スキー・スノーボード専用夜行列車「スノーパル23:55」を2022年1月〜3月に合計21回運転します。浅草駅を23:55に出発し、北千住駅・新越谷駅・春日部駅と停車した後は仮眠タイム。終点の野岩鉄道・会津高原尾瀬口駅には翌朝5:23に到着します。列車に合わせて発車する連絡バスに乗り込むと、「会津高原たかつえスキー場」「会津高原だいくらスキー場」(ともに福島県南会津町)に早朝6時台に到着し、朝イチのパウダースノーを存分に楽しめるというプランです。
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車両は特急「リバティ」でおなじみ500系が使用され、無料Wi-Fiやコンセント完備で快適な夜が過ごせそうです。全座席とも東武トップツアーズの旅行商品として発売され、安心の「ゆったり2座席利用プラン」も追加料金1,500円で用意されています。
このスノーパル、昨シーズンは2021年1月〜3月に計27回の運転が予定されていました。しかしながら、ご存知の通り新型コロナウイルス感染拡大による行動自粛の期間と重なり、結局一度も運転できずにスキーシーズンが終了する憂き目に会ったのです。今シーズン、このまま平穏な日々が続き予定通り運転されることを願うばかりです。そして、東武鉄道ならではの創意あふれる「私鉄唯一の夜行列車」の灯火が絶えることのないよう、末筆ながら今後も応援していきたいと思います。