山口県でICOCA拡大 南岩国〜徳山間エリアに追加 22年3月から 普通回数券は発売終了へ

JR西日本は、山陽本線の南岩国駅〜徳山駅間で2022年3月12日(土)からICOCAサービスを新たに開始します。

徳山駅南口駅舎(マンハッタン/写真AC)
徳山駅南口駅舎(マンハッタン/写真AC)

山口県内のICOCAエリアは現在、南岩国駅までの利用となっていますが、新たに山陽本線14の駅にエリアが拡大します(利用可能区間の路線図は下図を参照)。新しくICOCAが利用できる駅(一部の駅を除く)では2022年3月12日(土)からみどりの窓口および券売機でICOCA・ICOCA定期券の発売が開始します。

これに合わせ、新幹線停車駅を2駅以上含む在来線IC定期券をお持ちの方が定期券区間内の新幹線(普通車自由席)に乗車できるサービスもエリア拡大します。山陽新幹線の新岩国駅〜徳山駅間も利用区間に加わり、2022年3月12日(土)からサービスが開始します。この「在来線IC定期券による新幹線乗車サービス」を3月12日(土)〜5月31日(火)に利用するとICOCAポイントをプレゼントするキャンペーンも実施される予定です(一部区間限定)。

【路線図で解説】JR西日本 ICOCAエリアを南岩国〜徳山間に拡大

なお、今回の拡大に伴い、新たにICOCAエリア相互間となる区間の普通回数乗車券の発売が2022年3月11日(金)をもって終了します。繰り返し利用する方には今後、「ICOCA利用回数ポイント」のサービスが用意されます。

また、在来線IC定期券による「新幹線乗車サービス」の区間拡大に伴い、在来線定期券と組み合わせて使う「広島駅〜徳山駅間」「新岩国駅〜徳山駅間」の新幹線自由席回数特急券(幹定回)の発売も2022年3月11日(金)をもって終了します。