JR東日本は観光列車「SLぐんま みなかみ」「EL・SLぐんま よこかわ」の運行に合わせ、蒸気機関車D51形(デゴイチ)をけん引機に加えて群馬の夏を盛り上げます。
7月30日は“YOGISHA”
2022年7月〜9月は週末やお盆を中心に、上越線の高崎駅〜水上駅間で「SLぐんま みなかみ」として10日間、信越本線の高崎駅〜横川駅間で「EL・SLぐんま よこかわ」として11日間運転されます。うち、7月30日(土)は「EL/SL YOGISHAよこかわ」として、夜汽車気分を味わえる夕刻以降に高崎駅〜横川駅間を走行します。
ゴールデンウィークの運行で活躍したC61形(シロクイチ)20号機は7月30日(土)まで引き続き起用され、8月5日(金)運転分からは日本のSLの代名詞として名高いD51形498号機にバトンタッチします。国鉄時代の雰囲気を残すブルーの車体の12系客車が使用され、5両編成すべて指定席として運転されます(時刻表、運転日カレンダー等詳細は下の図表を参照)。
特別なスポットからSLを撮影
「SLぐんま」の運行に合わせ、鉄道のお仕事体験や、普段は立ち入りができない駅の裏側の見学などが行える鉄道体験イベントが開催されます。鉄道ファン向けには「高所作業車体験&SL撮影」「高崎駅旧信号所見学ツアー&特別な場所からSL撮影」、家族連れには「駅業務体験」「出発合図体験」「SL車掌体験」といった企画が用意されています。各コースとも「JRE MALL」の高崎支社ショップで6月23日(木)以降に順次発売されます。
また、「SLぐんま みなかみ」の運転日は水上駅の転車台広場に「エキトマチケット購入者エリア」が設置されます。SLの転車を間近で見るには、「JRE MALL」であらかじめ購入した電子チケット「エキトマチケット」1枚(500円)が必要となります。また、当日のSL指定席券をお持ちの方は、提示によりチケット不要で入場することができます。