南海電気鉄道は、人気アーティストYOASOBIによる全国ツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA(ワンダラ)」の和歌山公演に合わせ、ラッピング列車の運行などのコラボレーション企画を実施します。
YOASOBI×めでたいでんしゃ
2025年7月から11月にかけてキャラバンのように全国14道県を巡り、YOASOBIにとって過去最多となる全40公演を開催するという冒険感あふれる今回のホールツアー。昨年末から実施したアジアツアーや、米国・ヨーロッパでの公演を重ねて磨いた表現力を携え、各地に「ワンダーランド」のようなワクワクを届けるという意気込みがツアータイトルに込められています。会場に行けない人々も楽しめるよう地元飲食店などを巻き込んだ企画も同時展開しており、沿線地域の活性化を目指す南海はこの想いに共感し、今回のコラボ実現に至ったと説明しています。
和歌山市駅〜加太駅間の加太線で運行している2000系2両編成のラッピング列車「めでたいでんしゃ『かたな』」をベースに、YOASOBIの世界観を表現したラッピングを加えた「YOASOBI ワンダラ号」として装いを新たにします。運行期間は9月23日(火・祝)から12月14日(日)までの予定で、車内には限定ポスターが掲出されます。YOASOBI和歌山公演当日の2025年9月25日(木)・27日(土)・28日(日)は、午前からお昼にかけて和歌山車庫で有料の車両撮影会も開催されます。
YOASOBI台紙付き乗車券も発売
YOASOBIとコラボした1日乗り放題乗車券「加太線1dayきっぷ」(1,000円)と、加太線各駅の入場券7枚セット(1,500円)も登場します。どちらも今回ツアーのキービジュアルとめでたいでんしゃのデザインを組み合わせた特別仕様の台紙付きで、10月1日(水)から南海主要駅やオンラインショップで発売を開始します。乗車券・入場券とも、和歌山公演日は会場の和歌山県民文化会館で先行販売会が予定されています。
難波駅、新今宮駅、和歌山市駅、高野山駅をはじめとする計28駅の構内では、南海がタイアップ番組を提供中のFM802が制作したYOASOBIによる特別なアナウンスが10月1日(水)から放送されます。12月14日(日)まで続けられますが放送時間は駅により異なり、駅の状況によっては構内放送を実施していない場合もあるとのことです。