JR西日本は2025年10月14日(土)にダイヤ修正を実施し、有料座席サービス「快速 うれシート」の設定線区や時間帯を拡大するほか、大阪・関西万博の終了に関連してダイヤを見直します。
阪和線にも初の「うれシート」
うれシートは、乗車券に1席300円(チケットレス商品の場合)の指定席券をプラスすれば座って通勤通学できるサービスで、2023年10月に大和路線とおおさか東線の一部快速列車で開始しました。着席サービスを低価格で実現するため専用車両を用いず、既存の車両に「のれん」を設置して有料エリアを区分するというアイデアが評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。好評を受けこれまで奈良線、琵琶湖線・JR京都・神戸線、嵯峨野線、JR宝塚線へと導入線区を順次拡大し、今回のダイヤ修正で学研都市線・JR東西線と阪和線でも新たにサービスを開始します。
JR東西線経由でうれシートが設定されるのは、平日朝の奈良駅・木津駅から京橋駅・北新地駅・JR宝塚線方面へ向かう2本と、夕夜間にJR宝塚線・北新地駅・京橋駅から木津駅へ向かう5本の快速列車です。この系統の列車はすべて、進行方向に対して横向きに座るロングシート車両で運行しているため、うれシートとして初めてロングシート座席でのサービス提供となります。また、転換クロスシート車両を運用している阪和線では、平日朝の日根野駅発・天王寺駅行2本と、夕夜間の天王寺駅発・日根野駅行3本の快速が新たにうれシート設定列車となります。
加古川線の増発実験を終了
うれシートをすでに導入している琵琶湖線・JR京都・神戸線では、平日朝に大阪駅でうれシートの設定を終了していたJR神戸線からの快速3本について、終着駅の野洲駅・米原駅までサービス設定が延長されます。また、平日夕夜間にJR神戸線から琵琶湖線方面へ向かう快速4本が新たにうれシートの対象となるほか、新たに土休日のお出かけ・お帰り時間帯にもサービスを拡大します。加えて、嵯峨野線でも平日夕夜間にうれシートを設定する快速が2本増加します。
大阪・夢洲で開催されている大阪・関西万博の会期が10月13日(月・祝)で終了することに伴い、新大阪駅と桜島駅間を結ぶ臨時列車「エキスポライナー」の運行を終了するとともに、大阪環状線・JRゆめ咲線・阪和線で実施してきた増発列車の設定も終了します。また、万博開催に合わせ加古川線で実証実験していた西脇市駅~谷川駅間の増発列車の運転と、一部の特急「こうのとり」の谷川駅への臨時停車も10月13日(月・祝)をもって終了します。