新幹線を「LINE」から直接予約できるように 会員登録不要で決済はPayPay 東海道・山陽・九州で10月開始

JR東海・JR西日本・JR九州は、LINEヤフーが提供するコミュニケーションアプリ「LINE」上で東海道・山陽・九州新幹線を予約できる新サービス「LINEからEX」を2025年10月4日(土)5時30分から開始します。

ゲストハウス木雲
(★0)
阪急淡路駅より徒歩3分、新大阪駅すぐ、関西周遊に好立地!!宿泊中は、銭湯入り放題!
阪急淡路駅より徒歩にて約3分、JR淡路駅より徒歩にて7分
詳細を見る
(提供:楽天トラベル) Supported by Rakuten Developers

お値段は紙のきっぷの100円引き

ネット予約をより身近に利用してもらうための新サービスで、スマートフォンからLINE公式アカウント「東海道・山陽・九州新幹線予約」を友だち追加し、アカウント連携と規約に同意することですぐに新幹線の予約操作ができます。支払い方法は「PayPay」限定で、クレジットカード情報の登録や年会費は不要です。チケットレス乗車が可能で、あらかじめ登録した交通系ICカードまたは予約後に発行できる乗車用QRコードを改札機にかざして利用します。

通常期に東京駅~新大阪駅間の「のぞみ」普通車指定席を利用する場合、LINEでの発売価格は14,620円で、紙のきっぷより100円おトクですが、提供中のネット予約サービス「スマートEX」(14,520円、年会費無料)、「エクスプレス予約」(14,230円、年会費1,100円)と比べると割高な設定です。ほかにも、予約変更にはいったん手数料を払っての払い戻しが必要、予約時間が5時30分~23時30分までに限られる、空席状況を確認しながら座席指定するシートマップ機能がないなど、既存のEXサービスと比べていくつかの制約があります。また、スマートEX・エクスプレス予約では乗車日の1年前から新幹線の予約が可能ですが、LINEからEXでは乗車日1か月前の10時からと、受付期間も異なっています。

改札機から出てくる「座席のご案内」を廃止

3社は現行のEXサービスについても内容の一部変更を予定しています。スマートEX・エクスプレス予約でチケットレス乗車する際、新幹線の自動改札機から「EXご利用票(座席のご案内)」が自動出力されますが、2026年夏頃をめどに発行が終了します。その代替として、「EXアプリ」上で予約座席を簡単に確認できるサービスを提供する予定とのことです。

また、エクスプレス予約の入会時に配布している「EX-ICカード」については、2026年夏頃をめどに新規発行と再発行の受付を終了し、2027年夏頃にはEX-ICカードを使った乗車サービスを終了します。2021年3月のサービス改定により「TOICA」など交通系ICカード1枚で新幹線と在来線をチケットレス乗車できる環境が整ったことを踏まえたもので、今後は交通系ICによる乗車サービスに統一します。現在、EX-ICカードを利用してチケットレス乗車している会員については、サービス終了までに交通系ICの登録を行うよう呼びかけています。

この記事に関連する路線図をプレビュー

鉄道おでかけニュース 最新記事