快適設備の新車両「トキイロ」西武新宿線に27年春導入 特急「小江戸」を置き換え有料着席サービスを刷新

西武鉄道は、10000系車両「ニューレッドアロー」の後継として新車両「トキイロ」を2027年春に導入し、新宿線の有料着席サービスを刷新します。

全席電源付きリクライニング座席

特急「小江戸号」として運行している10000系は製造から30年以上経過しているため、柔軟な運行形態に対応するライナー型車両によって置き換え、停車駅も変更して着席機会の拡充を図る方針です。消費電力削減のため軽量アルミ車体とVVVF制御装置を採用した8両編成で、朝・昼・夕それぞれの時間の空の色をイメージした「トキイロ」の愛称が付けられました。編成全体の側面を彩るのは、街並みや人々の隙間をつなげる様子を表したグラデーションカラーの波型のライン「エナジーウェーブ」で、8両すべての車両でカラーリングが異なるデザインは同社初の試みです。

インテリアは床面、壁面とも落ち着いた色調でまとめられ、色温度にこだわった暖かい光の照明がリラックス空間を演出します。車体デザインに合わせた赤色とオレンジ色の座席は周りの目線が気にならない形状のリクライニングシートで、全席で電源コンセントやカップホルダー、フックを利用できるほか、無料Wi-Fiやトイレも備えます。快適な移動空間を作り上げるための新しい試みとして、商業施設などの空間演出を主事業とする丹青社(東京都港区)と連携し、車内外装デザインと愛称、ロゴ、プロモーション計画までを一貫して協働で策定したとのことです。

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