先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年4月25日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
5位: 近鉄が運賃値上げへ 大阪難波〜名古屋は+450円 車両の3割老朽化もコロナ禍で利用急減
近畿日本鉄道(近鉄)は、2023年4月1日(土)から平均17.0%値上げとなる運賃改定を行う旨を国土交通大臣に申請しました。
現在の経営努力で新型コロナウイルス感染症による収入減を補うことは困難とし、27年ぶりに運賃を値上げします。短距離区間と通学定期については値上げ幅が平均より抑えられます。
4位: 襟裳岬経由 列車とバスで十勝・日高ぐるり 4日間有効「日勝半島物語きっぷ」 JR北海道
JR北海道は、日高と十勝にまたがる「日勝半島」を列車とバスで周遊できるおトクなきっぷ「日勝半島物語きっぷ」を期間限定で発売します。
札幌からJR線と十勝バス、ジェイ・アール北海道バスを乗り継いで襟裳(えりも)岬方面へぐるっと周遊旅行を楽しめるきっぷです。有効期限は4日間で、おねだんは大人9,500円です。
3位: 京急「葉山女子旅きっぷ」がデジタル化 SUP・釣り体験追加 「スタオケ」コラボ企画も
京浜急行電鉄(京急)は、おトクなきっぷ「葉山女子旅きっぷ」を2022年4月22日(金)にリニューアルし、スマートフォンで購入・利用できるデジタル版も新たに発売します。
新たにマリンアクティビティや葉山食材の飲食店などが加盟店舗に追加されました。スマホアプリ『金色のコルダ スターライトオーケストラ(スタオケ)』とのコラボ企画も開催中です。
2位: 大阪・奈良・京都直結の観光特急「あをによし」 汎用車両を高貴な移動空間に改造 近鉄
近鉄は、大阪難波駅〜近鉄奈良駅〜京都駅間に新しい観光特急「あをによし」を2022年4月29日(金・祝)から運転開始します。
汎用特急車両12200系が紫メタリック塗装の観光列車に生まれ変わりました。ゆったりとした贅沢な車内空間が特徴で、編成全体の座席数はリニューアル前の3分の1に抑えられています。
1位: 「そばロボット」駅そば調理を完全自動化 「いろり庵」など30店舗に導入 JR東日本系
JR東日本クロスステーション フーズカンパニー(JR-Cross、東京都台東区)は、駅構内で営業するそば店舗に「そばロボット」を続々と導入していきます。
2022年4月22日(金)にオープンした「いろり庵きらくそば王子店」に起用されたロボットは、アーム2本で1時間あたりそば150食を生産し、スタッフ作業換算で12時間分の働きを担います。
2026年までにJR-Crossが運営する駅そば店30店舗に順次導入される予定です。開発したのはコネクテッドロボティクス(本社: 東京都小金井市)で、JR東日本スタートアップ(本社: 東京都港区)と資本提携して外食産業の課題解決に挑みます。
JR東日本関連とは言え、「鉄道・旅行ニュース」を標するサイトが取り扱っていい話題なのか少し迷いましたが、記事化して正解でした。ロボティクス業界の方にもご覧いただけているようで、Twitterでも大きな反響がありました。私も何年か前に外食産業向けの大きな展示会を見に行ったことがあるのですが、さまざまなマシンがメニューを調理していて期待以上に面白かったです。王子のそばロボットの働きぶり、気になるので見に行きたいです。なんぼでも見てられそうです。