JR東海は、東海道新幹線を利用するビジネスパーソンを応援する「会いにいこう」キャンペーンを展開し、俳優の賀来賢人さんを起用した新しいテレビCMの放映を開始します。
賀来賢人が働く人を演じるCM
新型コロナウイルス感染症が契機となったここ3年間の社会変容により、出張を控え、オンラインで代替するケースが確実に増えています。反転攻勢をかけたい同社は昨2022年、深津絵里さんを起用したCM「会うって、特別だったんだ。」を放映し、働く人の「会う」に焦点を当てたキャンペーンを初めて展開しました。
今年は働く人の代表として賀来さんを迎え、日本の大動脈である東海道新幹線に颯爽と乗り込み、出張先の人々と顔を合わせて交流するシーンを躍動的に描きます。メインメッセージは「会いにいく、が今日を変えていく。」です。実際に会うことを通してビジネスパーソンのつながりを取り戻し、活力ある経済活動の復活を支えていきたいとの思いが込められています。
JR東海は「コロナに対する社会の対応力も高まり、かつての日常が戻って来ようとしている」と見ています。会うことで「生まれる価値」や「築ける関係」を宣伝展開を通して描き、これからも変わらない「会いにいく意義」を伝えたいとしています。
CMは2月19日(日)21:00からの情報番組「サンデーステーション」(テレビ朝日系)で全国放映されるのを皮切りに、東海道新幹線エリアの各局で順次オンエアされます(CMシーン、プロフィールなど詳細は下の図表を参照)。
新チャイムになるテーマ曲を唄うのは?
CMテーマソング「会いにいこう」を書き下ろしたのは、映画『竜とそばかすの姫』やNetflixドラマ『First Love 初恋』など、数々の作品音楽を手掛ける岩崎太整さんです。歌唱を担当したのはUAさんで、前を向いて一歩を踏み出せるよう優しく、かつ力強く背中を押してくれる楽曲に仕上がっています。
2023年2月16日(木)から「会いにいこう」キャンペーンの特設サイトが公開され、CM動画やメイキング映像などのコンテンツが発信されています。2月19日(日)からは、UAさんが唄う「会いにいこう」のフルバージョンも公開されます。
「会いにいこう」キャンペーンに合わせ、特設サイトやJR東海公式Twitterなどでは、ホテル宿泊等で使えるギフトカード、車内販売コーヒー引換券などの賞品が当たるプレゼント企画が実施されます。ほかにも、ECサイト「JR東海MARKET」「いいもの探訪」、EXサービス会員向けワークスペース「EXPRESS WORK」でもキャンペーンに連動したプレゼントが用意されます。
また、JR東海が保有する新幹線車両の車内チャイムについて、2023年夏頃から「会いにいこう」のメロディに切り替えていく予定であることも発表されました。
これまで同社の車両では、2003年に制作されたTOKIOの楽曲「AMBITIOUS JAPAN!」をアレンジしたチャイムが使用されてきました。新幹線品川駅の開業に合わせて展開された当時のキャンペーンソングで、作詞はなかにし礼さん、作曲は筒美京平さんが担当しました。新幹線の情景をかき立てる音環境としてすっかり定着した感がありましたが、20周年を迎え、新たなキャンペーンの開始とともに役目を終えようとしています。