東武鉄道は、定期券をお持ちの方が利用した定期区間外の運賃を全額ポイント還元する「定期区間外おでかけキャンペーン」を実施します。
新しい生活様式においてテレワークやWEB講義が拡大し、鉄道事業を取り巻く環境が変化する中、今後の定期券保有の新たな付加価値について検討することを目的に社会実証が実施されます。
実施期間は2021年7月22日(木・祝)〜8月31日(火)です。対象者は、東武線区間を含むPASMO定期券(モバイルを含む)をお持ちの方です。通勤定期券・通学定期券ともに参加可能です。定期券を用いて定期区間外の東武線を利用した場合、乗車運賃相当額を東武グループ共通ポイント「TOBU POINT」で還元するサービスです。還元上限は期間中3,000ポイントです。
キャンペーンに参加するにはスマートフォンアプリ「トブポアプリ」にPASMO定期券を登録し、7月20日(火)公開予定のキャンペーン専用サイトからエントリーを行う必要があります。エントリー期間は7月20日(火)〜8月9日(月)です。
ポイントの還元時期は2021年10月末を予定しています。貯まったTOBU POINTは、東武百貨店、東武ストア、東京スカイツリー、東京ソラマチ、駅ナカ商業施設(ヴァリエ、エキア、浅草EKIMISE等)などの加盟店で1ポイント=1円により利用することができます。また、東武カード会員限定サービスとして、特急券・ライナー座席指定券の「チケットレスサービス」や、専用Webポイント交換サービスでポイントを使うこともできます。
東武鉄道は、社会実証を通じて普段はあまり乗ることのない定期区間外の鉄道利用を促進し、東武沿線各エリアへの乗客誘致を図りたいとしています。社会実証で得られた利用状況を分析し、将来にわたり継続的に鉄道を利用してもらえるよう、定期券ユーザー向けの付加価値を創り出すことを検討していくとのことです。