政府は、「Go Toトラベル事業」を利用した東京都に居住する方の旅行および東京都を目的地とする旅行について、65歳以上の高齢者の方、基礎疾患を持っている方に対する措置を発表しました。
この措置は、小池百合子都知事が菅首相、西村康稔新型コロナ対策担当大臣に対し、高齢者等への利用自粛の呼びかけを行うよう要請したことを受けて決定されたものです。新規・既存の予約にかかわらず、2020年12月17日(木)24時までに出発する「Go Toトラベル事業」を利用した旅行を控えるよう呼びかけています。
東京都に居住する方の旅行および東京都を目的地とする旅行のうち、12月17日(木)24時までに出発する「Go Toトラベル事業」を利用した旅行をキャンセルする場合、旅行者が高齢者等であることを旅行会社等に自己申告することにより、キャンセル料が無料となります。その際、高齢者等であることの証明書等は不要であるとしています。この取り扱いは、12月1日(火)18時〜12月13日(日)24時までにキャンセルした場合に限ります。
ひとつの予約の中で同行者に高齢者等が含まれる場合も、予約全体がキャンセル料無料の扱いとなります。また、該当する旅行をすでにキャンセルし、キャンセル料を支払ってしまった場合には返金を求めることが可能だとしています。