JR西日本「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」発売 1日乗り放題+レンタサイクル付き

普通列車乗り放題でレンタサイクルが無料になる、JR西日本の「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」が2021年も発売されます。

奈良線で運行されているJR西日本205系(左)・103系電車(写真AC/ポニー)
奈良線で運行されているJR西日本205系(左)・103系電車(写真AC/ポニー)

「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」は、関西近郊のJR西日本「自由周遊区間」内で普通列車(新快速・快速を含む)の普通車自由席が1日乗り降り自由となるきっぷです。「自由周遊区間」には、敦賀駅(福井県)、米原駅(滋賀県)、園部駅(京都府)、篠山口駅・上郡駅・播州赤穂駅(兵庫県)、柘植駅(三重県)、五条駅(奈良県)、関西空港駅(大阪府)、和歌山駅(和歌山県)などが含まれます(路線図を参照)。新幹線や特急列車には乗車できません。

発売期間は2021年3月1日(月)〜9月25日(土)で、利用日の1か月前から前日までの発売となります(利用日当日は購入できません)。利用期間は3月13日(土)〜9月26日(日)の土休日限定で、有効期間は1日です。

おねだんは大人2,500円、子ども1,300円です。主な駅のみどりの券売機で発売されますが、購入できる駅は「発売・受取エリア」内となり、「自由周遊区間」と比べて範囲が狭くなるので注意が必要です(路線図を参照)。インターネット予約「e5489(いーごよやく)」で購入した場合も、きっぷを受け取れるのは「発売・受取エリア」内の主な駅(みどりの窓口・みどりの券売機)に限られます。

【路線図で解説】JR西日本 「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」 自由周遊区間

「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」には、駅からのレンタサイクル1回分の利用が含まれています。

「自由周遊区間」内のレンタサイクル営業所(JR西日本レンタカー&リースの「駅リンくん」など、路線図を参照)できっぷを提示すると、レンタサイクル(大人用自転車のみ)を1回限り利用できます。なお、近江八幡駅・茨木駅・姫路駅・相生駅・奈良駅のレンタサイクル営業所では、500円のお支払いで電動自転車を利用することもできます。

JR新大阪駅構内のレンタサイクル「駅リンくん」営業所(写真:TOKYO STUDIO/Katsumi)
JR新大阪駅構内のレンタサイクル「駅リンくん」営業所(写真:TOKYO STUDIO/Katsumi)

レンタカーを特別料金で利用できる特典もついています。JR西日本レンタカー&リースが運営する「自由周遊区間」内のレンタカー営業所(敦賀駅・米原駅・近江八幡駅・大津駅・篠山口駅・姫路駅・相生駅・奈良駅・和歌山駅)できっぷを提示すると、Sクラスのレンタカーを1日限り4,000円(免責補償料込み)で利用できます(乗り捨て、オプション費用等は別料金)。

レンタカーの利用にはあらかじめ予約が必要です。なお、4月27日(火)〜5月6日(木)および8月10日(火)〜8月19日(木)はレンタカー特典の利用はできません。

「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」は、2020年9月〜12月に初めて発売されました。おねだんや「自由周遊区間」の範囲が今回から変更されているほか、前回ラインナップされていた、連続2日間利用できる「2日間用」が今回は設定されていません。