JR北海道 11日も計画運休 低気圧接近の影響 「おおぞら」「オホーツク」など一部運休

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JR北海道は、台風9号から変わった温帯低気圧の影響により、2021年8月11日(水)も一部区間で計画運休を行います。

釧路駅に停車中の特急「おおぞら」JR北海道キハ261系気動車(nozomi500/写真AC)
釧路駅に停車中の特急「おおぞら」JR北海道キハ261系気動車(nozomi500/写真AC)

悪天候が予想されるため、主に道東エリアで始発列車から運転が見合わされます。根室本線の新得駅〜帯広駅間は8:40頃まで、帯広駅〜釧路駅間は8:20頃まで、釧網本線の網走駅〜釧路駅間は8:50頃までそれぞれ運転見合わせとなります。根室本線(花咲線)は、釧路駅〜厚岸駅間で始発から13:20頃まで運転が見合わされ、厚岸駅〜根室駅間は終日運休となります。

この運転見合わせにより、根室本線経由の特急列車も一部の列車が運休となります。下りは札幌駅6:38発の特急「おおぞら1号」釧路駅行、上りは釧路駅6:25発「おおぞら2号」および帯広駅6:45発「とかち2号」のともに札幌駅行が全区間運休となります。

道北エリアでは、石北本線が上川駅〜網走駅間で始発から11時頃まで運転が見合わされます。下りの特急列車は、札幌駅6:56発の「オホーツク1号」網走駅行が旭川駅〜網走駅間で、旭川駅12:41発の「大雪1号」は全区間で運休となります。上り特急列車は、網走駅5:56発「オホーツク2号」が網走駅〜旭川駅間、網走駅8:06発「大雪2号」は全区間で運転が取り止められます。

道央エリアでは、室蘭本線の長万部駅〜東室蘭駅間、室蘭駅〜苫小牧駅間において、午前中の一部の普通列車が運転取り止めとなります。また、手稲駅8:22発「ホームライナー」札幌駅行は全区間運休です。

道南エリアでは、森駅5:32発、函館本線上り函館駅行普通列車が森駅〜大沼駅間で迂回運転(駒ケ岳駅経由)が行われます。

JR北海道は、天候その他の条件により運休列車が変更される場合があるため、公式サイトの運行情報で最新の情報を確認するよう呼びかけています。