真岡鐵道「SLもおか」21日から当分の間運休 緊急事態宣言 「キューロク館」も臨時休館

真岡鐵道と真岡線SL運行協議会は2021年8月21日(土)から当分の間、蒸気機関車けん引による観光列車「SLもおか」を運休します。

「SLもおか」で運行している真岡鐵道の蒸気機関車C12形66号機(実生の桃/写真AC)
「SLもおか」で運行している真岡鐵道の蒸気機関車C12形66号機(実生の桃/写真AC)

8月20日(金)に栃木・茨木両県が国の緊急事態宣言の対象に追加されたことに伴うものです。

運転を取り止める列車は、「SLもおか」の下り6001列車(下館駅10:35発 茂木駅行)と上り6002列車(茂木駅14:26発 下館駅行)および、ディーゼル機関車けん引による客車を使用した下り6103列車(下館駅16:03発 真岡駅行)です(運転時刻と本来の運転日カレンダーは下表を参照)。

また、「SLもおか」の運休に伴い上り2130列車(真岡駅15:31発 下館駅行)および下り131列車(下館駅16:04発 茂木駅行)を臨時運転し、平日同様のダイヤになります。

運休する列車のSL整理券を予約していた場合、予約キャンセル等の操作は必要ありません。運休期間は緊急事態宣言の期間延長や短縮、対象地域縮小などに合わせるとのことで、運転および予約受付の再開時期は改めて告知するとしています。

【時刻表で解説】真岡鐵道 緊急事態宣言に伴い「SLもおか」運休

緊急事態宣言に関連して、真岡駅前にあるSLをテーマにした拠点施設「SLキューロク館」も臨時休館します。期間は8月20日(金)〜9月12日(日)としていますが、営業再開時期は緊急事態宣言の期間延長または短縮に合わせることになるとのことです。