JR東日本・JR東海 きっぷネット予約で連携 「えきねっと」「EXサービス」相互受取OK

JR東日本とJR東海は、「えきねっと」および「EXサービス」で予約したきっぷを相互のエリアで受け取れるサービスを開始します。

JR東海東京駅の指定席券売機(Saffron/写真AC)
JR東海東京駅の指定席券売機(Saffron/写真AC)

JR東日本のインターネットJR券申込サービス「えきねっと」で紙のきっぷを申し込んだ場合、乗車前にJR東日本・JR北海道の主な駅および、JR西日本の北陸エリアの一部駅にある指定席券売機またはみどりの窓口等できっぷを受け取る必要があります。

相互受取サービス開始後は、例えば名古屋駅など、JR東海の主な駅の指定席券売機でもきっぷが受け取れるようになります。なお、JR東海エリアでは一部受け取りに対応していないきっぷがあります。

JR東海が運営している東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービス「EXサービス」(「エクスプレス予約」および「スマートEX」)は、お手持ちのICカードでそのまま乗車できるサービスですが、ICカードをお持ちでない場合はきっぷの受け取りが必要です。現在の受取箇所は東海道・山陽新幹線各駅の指定席券売機・受取専用機のほか、JR東海・JR西日本の主な駅の指定席券売機や窓口です。

相互受取が開始すると、受取エリアが東海道新幹線沿線にあるJR東日本の主な駅に広がります。新たに受取箇所となるのは、「東京都区内」「横浜市内・川崎・鶴見線内」の各駅および小田原駅・熱海駅の指定席券売機です(詳細は下表を参照)。例えば東京駅では、これまで対象外となっていたJR東日本の指定席券売機でも受け取れるようになります。

【図表で解説】JR東日本・JR東海 「えきねっと」「EXサービス」相互受取を開始

サービス開始時期は2022年春頃の予定です。サービス開始日などの詳細は決まり次第、「えきねっと」「EXサービス」の各サイト等で案内するとしています。